【車旅】4日目…鹿児島→熊本
散策:天文館通り(鹿児島)
“天文館”名前がかっこいいですよね。
鹿児島と言えば薩摩藩 島津家。
かつてその島津家の天文観測所の名前が”明治館”で、その別名が”天文館”なんだとか。
(え?間違ってたらごめんなさい!)
天文館、いい感じに都会です。
最高の天気で気持ちいい。
何でも揃ってるアーケードも素敵です。
【グルメ】さつまあげの揚立屋 天文館店(鹿児島)
鹿児島と言えばさつま揚げ。
さつま揚げで調べたら出てきた有名と思しきお店にやって来ました。
ショーケースにかなりの種類のさつま揚げがズラリと並んでおり、ケーキを注文する容量で頼んでいきます。
↓本日の夕食の様子です。(宿にて)
冷蔵が必要ですが、日持ちするんですね。
左上から順に、チーズ、のり巻き、ごぼう、からしレンコン、さつまいも、タコとあおさ (747円)。
ほんのり甘い?美味しかったです。
特にごぼうの風味が良くて好きでした。
おみやげに貰ったら嬉しいやつです。
【おみやげ】かごしま特産品市場(鹿児島)
おみやげを買いにやって来ました。
お店はそれほど広くありませんが、鹿児島県の特産物が所狭しと並んでいました。
そこで見つけた大量のみき。
奄美大島の特産物らしいです。
これだけ大量に売っているのだからきっと美味しいに違いない。
買ってみました。そしてそのまま飲んでみました。
みきちゃん…
一抹の不安が過って、一番小さいのを買った自分を褒めてあげたいです。
硫黄のような香りと共にほんのり酸っぱく、何とも形容のし難い味ですが、決して美味しいとは感じませんでした。
後から知ったのですが、そのまま飲むものではないそうです…
誰か正解の飲み方を教えてください。
みきちゃんの本来の実力を引き出すためにも再トライしたいです。
【グルメ】薩摩蒸氣屋 天文館店(鹿児島)
鹿児島には、かるかん饅頭という有名な和菓子があります。
名物と呼ばれる物はすべて食べつくしたい。
そんな思いで買いました、かすたどん(130円)、かるかん饅頭(140円)、焼どうなつプレーン(110円)。
ん?なんか余分な物頼んでない?
頼んでません。
お店の中にイートインがあります。
側に滝?があり、お洒落で落ち着く空間です。
さて、頂きましょう。
まずは、かすたどん。
ん?既視感。
金沢でこんな様な物を食べた気がします。
中はカスタードでもちろん美味しいです。
お次は本命、かるかん饅頭。
あぁ、素朴ですな…
煎茶が欲しくなります。
最後に焼どうなつ。
焼きドーナツでこういう味だよねっていう味です。
揚げてある方が好きかな…
【グルメ】天文館むじゃき 本店(鹿児島)
さて、ウォーミングアップはこの辺にして行きましょう。
本日最も楽しみにしていた大本命白熊を頂きましょう。
え?!白熊って食べられるの??
ちっちっち
白熊と言えば鹿児島の有名なかき氷に決まってます。
開店時間の10分前に到着。既に列が出来ています。
これ、平日ですよ。
うわぁ、待つのか…と思っていたら、店内が広くてすぐに入る事が出来ました。
注文したのはもちろん白熊(900円)。
てっぺんが白熊の顔になっているのです。
か、かわいい…
思いの他大きくて笑いました。
シロップ漬けの果物と練乳?が美味しいです。
しかし、やはり量が多い。
残り1/3からはフードファイトです。
そして、この辺りから周りのお客さんが口々に
「寒い、寒い…」と稲川淳○のような事を口ずさみ始めます。
哀れな子羊たちを後目に、僕はそうなる事を予想して注文しておいたのです。
そうです、かごしま紅茶(温)(480円)。
これにより、寒暖差を心地よく感じながら食べ進む事が出来たのです。
賢過ぎて自分のIQは200くらいあるのかもしれない。
しかし、本当の賢者はベビーサイズを注文するのでしょう。
あなたが賢者である事を切に願っています。
【グルメ】黒豚料理あぢもり(鹿児島)
鹿児島の名物はまだまだあるんです。
お次は黒豚。
ブヒブヒ言いながらあぢもりにお邪魔しました。
店内広くて綺麗です。3階の座敷に案内されました。
本日は貸し切りですか?リッチな気分です。
3つのコースから選べます。
- Aコース (5,500円)
特選黒豚しゃぶ肉、野菜、小鉢、黒豚一口ヒレかつ、黒豚コロッケ、特製手延細うどん、デザート - Bコース (4,400円)
特選黒豚しゃぶ肉(大)、野菜、小鉢、黒豚揚物、特製手延細うどん、デザート - 黒しゃぶランチ (3,300円)
特選黒豚しゃぶ肉、野菜、小鉢、特製手延細うどん
食事の前にデザート(白熊)を食べるという暴挙に出たため、お腹空いていません。
本当はAコースと言いたい所ですが、Bコースを注文しました。
バラ肉が薔薇の様に造形されている小洒落が効いています。
まずは、バラ肉を鍋に入れ、自動ドアの様に花開く様を眺めます。
それをそのままパクリ。
美味い。肉の甘みが口の中に広がります。
その後、器の1/3までスープを入れて、その中に生卵を割って特製スープを作ります。
それに付けて食べる豚肉や豆腐、野菜が美味しい事。
最後はさっぱり、抹茶?の羊羹とほうじ茶で〆る訳です。
ところで食べる前から既に満腹の人の気持ちがあなたに分かりますか?
お腹の中で、白熊 VS 黒豚が繰り広げられています。
字面的には白熊が勝ちそうですが、黒豚もブヒブヒ言いながら磨き上げた牙が強力なのです。
どちらが勝ってもマズい状況ですが、黒豚美味しかった。
移動:天文館(鹿児島)→鹿児島市
鹿児島市内を海沿いに少し北へ移動します。
気持ちの良い道です。
4.6km(11分)
【観光地】仙巌園(鹿児島)
やって来たのは仙巌園(せんげんえん)。
島津家の別邸で世界文化遺産です。
お恥ずかしい話、僕は最近教えてもらって存在を知りました。
たかが有名な大名の別荘でしょ?
あなたのその気持ち、痛いほど分かります。
僕も露ほども期待していませんでした。
フルコース(仙巌園・尚古集成館・御殿)の入場料は次の通りです。
大人・高校生以上(16歳以上)1,600円
小・中学生(6歳~15歳以下)800円
中に入っても、はじめは広いお庭だなくらいにしか感じませんでしたが、奥へ奥へと歩みを進めるにつれて、どんどんその美しさに心を奪われていきました。
まず、単純に広い庭がとにかく素晴らしいの一言。
歩いているだけで心が洗われる思いです。
また、敷地から桜島が望め、まさに絶景。
かつて誰かがここを設計し、建設して住んで、多くの歴史的な人々が訪れて時を刻んできた。
また、約350年前に建てられたにも関わらず、誰かが代々手入れをしてその美しさを維持している事実。
それがただただ感動的で、思わず涙を流してしまいました。
日本の本来の美しさを体現した場所です。
とにかくオススメです。是非足を運んでみてください。
移動:仙巌園(鹿児島)→黒川温泉(熊本)
本当はこの後、指宿(いぶすき)で砂湯を堪能しようと計画していました。
けれども、仙巌園のあまりの素晴らしさにとても長い時間滞在してしまい、機会を逸してしまいました…
再来必至です。
さて、それでは本日のお宿がある黒川温泉に向かいます。
236.1km(3時間25分)
中々距離があるな…
でも道中とても楽しめました。
その理由は、ミルクロードのお陰です。
阿蘇山を横目に標高の高い道を駆け抜けます。
時間が時間だったのでお目に掛かれませんでしたが、ミルクロードと言うからには牛くんが居るのでしょう。
ずっと走っていたくなるような素敵な道でした。
【宿】黒川温泉 やまびこ旅館(熊本)
こんな山奥に本当に温泉旅館はあるのか?
そう不安になるような道を抜けた先にある、黒川温泉の旅館の一つ、やまびこ旅館に宿泊です。
黒川温泉については、次の記事で詳しく紹介するとします。
部屋は川に面していて、川のせせらぎが心地いい。
それに部屋の中、すごくいい匂いがするんですけど!
館内はとても広くて、それにも関わらず掃除もしっかりされていて綺麗です。
しかも部屋のテレビでお風呂の空き状況が分かるため大変助かります。
温泉が気持ちいいのはもちろん、朝食も美味しかったし僕大満足です。